2012年5月24日

婚姻の色彩



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スズキ目 イソギンポ科 ナベカ 体長40mm 水深1m 雌♀



北海道南部から九州南部の沿岸の岩礁域やタイドプールに最も多く生息している普通種のようだ。

この海にも生息してはいるのだがそこまで数が多くはない。

年に1個体…2個体しか確認できておらず中々繁殖行動を見る事は出来ないでいた。

しかし、今年は物凄く多い。

40分ほ偵察して、確認出来たのは10個体以上…探せば探すほどって感じだった。



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スズキ目 イソギンポ科 ナベカ 体長:60mm 水深1m 雄♂



先日、ギンポ系の新しい情報がないかと…ネットで探していると衝撃的な色彩を放つナベカが掲載されていた。

通常の白色、黄色、茶色の斑目配色ではなく、濃く深い青色で鰭は全開、完全に興奮している様子が伝わってきた。



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それを見た瞬間、私の『好き!』という感情が一気にぶっ飛んで、ただの虜になってしまった。

ひたすら水面から2mまでの極浅をなめるようにしてその婚姻色を探した。

時間帯と潮の関係もあるのだろうか…雌は数多くいるが雄の姿が中々見つからない。


今回は駄目か…と諦めていた時に、岩壁の洞穴の奥で激しく求愛している雄をみつける。

求愛は、あまりに激し過ぎて撮影出来ない。

行ったり来たりを繰り返し、巧みに雌を誘導、求愛していた。。。


とても素敵な婚姻の色彩だった。




今後も観察して、傾向と対策を練り、劇的を挑戦したいと思います。







2012年5月21日

ソフトコーラルを絡める


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カイカムリ科 カイカムリ属 カイカムリ属の一種 甲幅:40mm 水深18m



最近知った事実がある。

このカイカムリ属の一種には、私が把握できていない程の仲間が世界各所に生息しているのだ。

甲幅:20cm以上の大型種からイソギンチャクやホヤなどを背負う種までまだまだ数多くのロマンが溢れている。


今回は日頃見ないようなシチュエーションでこのアフロヘアのようなカイカムリ属の一種を教えてもらった。

日頃、カイカムリを撮影する時は60mmマクロを駆使するのだが、今回は大きさ、環境から考えてもワイドだった。

カイカムリを見つけ、無我夢中にカメラを向ける。


久しぶりに時がとまった。。。



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アンコウ目 カエルアンコウ科 ベニカエルアンコウ 体長:30mm 水深:20m



先日、プロカメラマンの鍵井靖章さんの【海中散歩】という写真集を買った。

様々な写真が掲載されていて、見ていてとてもワクワクした。

その中でも、特に目を引いた写真が様々なソフトコーラルを絡めた一枚だった。

今まで、ワイドを不得意とし、ひたすらマクロ写真に走っていた。

そんな私が、最近何となくであるが興味を持ってしまっている。


如何様にも撮り様があるものだ。。。








2012年5月15日

洞窟の中のセナキ



 水中写真を撮っていると魚達の魅力に圧倒され、巧く表現できない事がある。

小さな暗がりの洞窟の前で身構え、こちらの様子を伺いこれ以上近づけばと不安定にホバリングする。



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スズキ目 スズメダイ科 セナキルリスズメダイ 体長:15mm 水深11m



5月にも関わらず季節来遊魚が姿を現した。

格好の住処を見つけ、テリトリーとし外敵から身を守る為、餌にありつく為、小さな魚が人類を威嚇してる。

…ように見えた。。。




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スズキ目 ハタ科 フタイロハナゴイ 体長:50mm 水深18m



こちらは13度の水温にも耐え、大きく立派に育っているフタイロハナゴイ。

キンギョハナダイの見事な群れの中で、さも仲間かのように溶け込んでいる。

一瞬でも目を離せば、見失えば、再び見つける事は困難である。

幸い住処が分かっているので、離れて見ていればこの場所に戻って来るのだが…

この場所には、他に2個体確認でいており、これからの成長と性転換を期待が高まる。



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スズキ目 ゴンベ科 クダゴンベ 体長60mm 水深38m 



今回は、魚類を重点的に撮った。

私的に激しく動く生物は不得意である。

行動を先読みし、その一瞬の呼吸合わせるのは至難の業だ。


そろそろ苦手な分野にも挑戦しなければなるまい。。。













2012年5月14日

味わう広角絵



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アンコウ目 カエルアンコウ科 イロカエルアンコウ体長25cm 水深22m



適度な小魚と、適度な造形物がこのイロカエルアンコウを引き立たせた。

寄って引いてどうしても『よし!!』って言える写真が撮れず、イロカエルアンコウの横で悩んだ。

わざと離れてみて傍観し、ここまで環境を入れる事にする。


前回の出現場所からなんと100mほど移動をしたこのイロカエルアンコウは、とても立派でロマンが詰っている。

60mmマクロでも撮ってみたが、やはりこのサイズは広角の方が絵になる。

どこまで成長するのか…愉しみが一つ増えた。。。






2012年5月13日

定点移動



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アンコウ目 カエルアンコウ科 イロカエルアンコウ 体長:38mm 水深8m



2011年11月14日の発見からもう既に6か月が経った。

定点観測している岩から5mも移動して発見にてこずった。


スクスク育っては居るが、大きくなって行動力が付いたのかフラフラとし始めている。

こればかりはどうしようもない事なのだが、ちょっと不安な横顔でした。




«途轍もなく悔しい。