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2013年7月31日

セダカの不思議


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今年、初めて観察したこのセダカスズメダイ。

この地ではスズメダイ系の産卵はソラスズメダイ・スズメダイ・マツバスズメダイと極限られていた。

しかしこのセダカスズメダイの繁殖行動を確認し、長期観察できこの魚だけの不思議に気付いた。

『繁殖行動に終わりが見えない』

他のスズメダイは、産卵し、育卵し、孵化し、産卵場を変えて、また…。

が普通なのだが、このセダカスズメダイはずっと一緒の場所で、育卵する卵に間髪あけない。

岩肌に四か所時差で卵を産みつけ、孵化した先から新たに卵を産み付け、エンドレスに育卵している。

すでに私が一番最初に観察した4か所全て孵化に成功し、一新されて時差卵がある。

繁殖シーズンとても忙しいスズメダイなようだ。



泥水でも表層


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透明度1mをきっていたとしても其処にロマンがあるなら挑戦するべし。

泥水でも表層!

泥水でも水面鏡!





2013年7月28日

旅する出会い


途方もない表層の旅をし、偶然出会った相手と、一夜を共にする。

ロマンチックなようで、なんだか切ないハナオコゼの恋の季節が漂ってきた。


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広大な海、水面にはこじんまりとした流れ藻が浮いていた。

その藻中では、奇跡の出会いを遂げた旅するハナオコゼが二匹棲んでいた。

激しく求愛する雄(左)、それを無視する雌(右)。

いくら限られた時間で、限られた相手であっても急ぎはせず、吟味しているように見えた。

そして約90分求愛していたが、まだ雌にその気はなかったようだ。

しかし最初は膨らんでいなかったお腹は、パンパンではないが膨らんでいた。

もしかすると雄の求愛でスイッチが入り、ここ数日の間で産卵をするのかもしれない。


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今頃どこら辺の海を漂って、一緒にいるのか?別れ別れか?愛は成就したのか?

想像する事しかできないのが残念です。

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そして三角関係になりそうな匂いも漂っていた。。。





VSクマノミ育卵

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中々難しいっすね。。。

意識してしまうと思うように撮影ができなくなってしまいます。

親クマノミもは卵の成長段階で接し方が違うような気がする。

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すると思う絵にならない…ような気がする。

イメージはあるのだが…

イメージだけわ…(笑)

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卵を守る為、住処の縮んだイソギンチャクが咲くのをそくす親クマノミ…。

外敵追い払って、私を警戒して、卵に新鮮な水を送って、マイホームに頭突っ込んで…。

忙しいっすねぇ…。。。




2013年7月22日

素敵帽子


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地道にコレクションを増やしています。








セダカの育卵


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荒波にも負けず、岩肌に付いた藻を食し、ひたすら泳ぎ続けるこの魚がずっと疑問だった。

とても地味で、初めはスズメダイとも思わず、図鑑にも一致する魚はなく、探しだすのに苦労した。

ある時、スズメダイ系の育卵をネットで調べているとセダカスズメダイというスズメダイの仲間が出てきた。

出た瞬間に『こいつだ!?』と…。

紹介文をよく見ると【物凄く浅い場所に、卵を産み広範囲に縄張りをつくり、侵入者を追い払う】とある。

すぐに、探した。。。

がしかしその姿は目にしても泳ぎ廻るし、うねりや波に翻弄され撮影なんてできやしない。

しかし、スズメダイの習性の一つ『卵は死ぬ気で守る』が撮影を可能にした。

潮が引いていたせいもあり水深は50cm、うねり少し、とコンディションはまずまず?だった。

ファインダーを覗いて気付く。

岩肌に4色の卵が産み付けられている。

察するに産み分け?卵がステージで分かれていて、

①形も目もはっきりしている
②栄養部がまだまだ大きい
③辛うじて魚の形がわかる
④黄色で産み立て

が広範囲に産み付けられていた。

縄張りをつくり、広範囲に卵を産むが正解だな…と思いながら支える腕を強打し、撮影を諦めた。



2013年7月17日

緑っていいね。


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久しぶりに真剣に捜して見た。

水深7mゴロタ沿いをくまなく探し、緑色のロマン2個体発見する事ができた。

一枚目の写真を見てみてわかるように、このウミウシは完全擬態者だ。


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一瞬でも目を離せば、見失ってしまうほど、擬態が巧みで動きが早い。

緑系のロマンの一つ、フリソデミドリガイ8mmサイズの奇麗な個体だった。



緑って目にも良いし、安らぐ感じが好きですねぇ…。




空色空雀

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水深50cmという過酷な場所でこのソラスズメダイの育卵が始まった。

通常ソラスズメダイは岩の裏など引っくり返さなければ確認出来ないような場所に卵を産みつけるのだが、

この個体は岩と岩の間で辛うじて撮影できる場所に産んでくれた。

ソラスズメダイにとって過酷な場所である…私にとっては最悪な場所であった。

うねりにのまれ座礁し、荒波にのまれ岩に足をはさんで折れそうになり…と久しぶりに必死に被写体と向き合った。

台風はまだまだ来なそうである。

浅場の誘惑を今のうちに探し、撮っておかないとチャンスを逃してしまう。。。



4日経った今でさえ、体を支えた左腕が筋肉痛が酷い…。





2013年7月15日

待望の育卵


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水温21度でやっと待望の育卵を開始した。

まだまだ真っ赤な産みたての卵です。




喰らいつく

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ウツボが喰らいついた。

繁殖行動に敗れてか、寿命で息絶えてしまったのか、アオリイカの亡骸が地に横たわっていた。

ベラやカワハギがツンツンと突いて生死を確認している。

とそこに物珍しそうに一匹のウツボが泳いできた。


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私が「ウツボだぁ…」と認識した瞬間、土煙りと共にアオリイカが消えた。

他の生物と違い生死を確認する事無く、迷いなく喰らいついたのだ。

巧みな動きでアオリイカを真っ二つに折り、丸呑みする。

余りに一瞬で激し過ぎてファインダーを覗いて撮影出来ないほど見事にアオリイカはウツボの

胃袋におさまったのだった。


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この時期ウツボは賢い。

産卵場に産卵に来るアオリイカをじっとひっそり待ち伏せているのだ。

アオリイカが警戒してほとんど狩りには成功していないようだが、これもまた生きていく知恵の一つである。



2013年7月 8日

水面ときどきトビウオ


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物凄い勢いでぶっ飛んで行きました。

まさに飛び魚。。。





2013年7月 7日

ハナオコゼの産卵寸前

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後もう少しで産卵だったと思います。

タイミングと私のせいかな…?







2013年7月 4日

クリーニング中ですねぇ。


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岩陰で、クリーニング中ですねぇ…。







いくつかの勘違い


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お腹が大きかったので♀だと思っていた茶色が実は♂だった。

♂は物凄く発情しているのに、♀は一切の興味を示さず逃げ回っていた。

♀が気配を消しエスかを振り、獲物が近付くも後方で激しく求愛している♂のせいで獲物が逃げた。

と、いくつかの勘違いがこの二匹の関係と観察する私との間に生じた1時間45分だった。

お腹が膨らんでいなくてもいつかはすると思っていたのだが終始逃げ回る♀と終始激しいダンスの♂と…。。。

でも近々しそう。






第4回定例報告


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もう7回目か8回目の孵化。

知らぬ間に産んでいて、知らぬ間にハッチアウトしようとしていた。

運よくまたこのワンシーンに出会えました。




環境に溶け込む


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海藻の森を散歩中でした。







ハナオコゼの襲来


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水深50cmの誘惑。

水温&気温も上がり、一気に海水浴シーズンに突入した波打ち際には魚撮り網を持った子供達が、

ソラスズメダイやヤドカリを採ってははしゃいでいる。

そんな騒がしい水面下には4cmサイズのハナオコゼがお構いなしにと海藻に擬態していた。

海藻の中にこんな生物がいるとは知らない子供たちは、撮影している私を不思議そうな顔で覗いてくる。

でも認識できず、また必死に潜って何かを採っていた。


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一瞬、海水が濃いブルーとなった。

その恩恵と共にまた新たなハナオコゼが襲来していた。


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闇夜には、拠り所を必死に捜すハナオコゼが水面下を必死に泳ぎ廻っている。

最初、2匹かな?と思ったが、奇麗に水面鏡に写っていただけだった。


水面のロマン…水面の誘惑…真夏の愉しみ。。。







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